風船と帰る
今日は仕事ではないけれど1人でいつもの通勤電車に乗っている。
いつもと違うことがもう1つ、風船と帰っていること。
今日1日イベントのお手伝いをして来たので、会場装飾に使われていたかわいい風船をもらって帰って来た。風船が大好きな娘へのプレゼント。
きっと、1日いなかった私が帰ることよりも、風船を連れて帰ることを喜んでくれる気がする。
子供って風船が好きだ。
風船を見ると欲しい欲しいとせがむ。
今日もたくさんのお子さんが、風船を見て大喜びしていた。
イベントのお手伝いを一緒にやっていた高専の同級生とお茶をしてきた。子供連れじゃない友達とのお茶なんていつ以来だろう。
子供が食べられるメニューを選ばなくていいし、気兼ねなく話が出来て、とてもとても楽しかった。
去年から、高専の先輩後輩同級生と今更ながら再会・知り合う機会があって嬉しい。
今日の会場で写真撮影ブースを出してくれていたプロカメラマンも高専の後輩だった。こういう再会は本当に嬉しい。
高専はとても専門的な偏った学校だけど、その道にそのまま進む人ばかりじゃない。
私の周りはむしろ専門そのままに進んだ人の方が少なくて、異業種で活躍している人が多い。
自分のやりたいことを実現させているかっこいい人がたくさんいる。
私は高専の寮に5年間住んでいたから、高専は学校であり住まいだった。家じゃないし、学校でもない高専が自分の中にある。
居場所やつながることについては自分の中でずっとテーマで、子供が出来てそのテーマはより色濃くなった。
家や学校や職場ではない場所。
これを書いていて気がついたけれど、私は高専の寮という特殊な環境でそういう場所を体感した経験があるのだ。
丸い、空気で形を成す風船を連れて帰りながらそんなことを思う今。
これはなんてことのない雑談です。
今年は高専について、久しぶりに動きますよ。