みずたま色の空

こどもやごはんや日々のこと。

お皿をあたためる

寒い。

来てしまった、この時期が。

めっちゃ寒い。


我が家はすきま風がふき、断熱材が入っていない床や壁や天井に囲まれ、もちろんとても寒い。

ファンヒーターをつけても室内温度が8度とか出てしまう。キッチンは毎年0度で、油断して作業机の上に食べ物を置いておくと凍ってしまったりする。

部屋が寒くて一番困るのは、料理がすぐに冷めることだ。熱々のほかほかで出したはずなのに、3口目にはぬるくなり、6口目には冷めている。

冷めても美味しい料理もあるけれど、豚肉を焼いたものが冷めると油が白く固まって見るからに美味しくなさそうになる。肉類は冷えから守りたい。


バイトしていたレストランの厨房では、一口タイプのIHヒーターを4つくらい並べていて、温かい料理を乗せる器を空っぽのまま載せて温めていた。シチューやハンバーグが出来上がると熱々の器に盛られて客席に運ばれて行く。

お皿を直接載せて温めるなんて割れたりしないのかしら?お料理冷めにくくなんてなるのかしら?

と思っていたけれど、これがかなり効果があることにこの寒い家に住むようになってから気がついた。


家にはIHヒーターはないので、私は空っぽのお皿や器に熱湯を張ることが多い。お湯を沸かし忘れていたら、少しお水を張ってレンジで温める。

そうして、やっと持てるくらいに熱くなったお皿に熱々のお料理を盛り付けて食卓に出す。

こうするとお料理は6口目でもぬるさを保てるくらいには冷めにくくなる。熱々のうちに食べられるのが一番だが、娘に食べさせたりしているうちにどんどん冷めてしまうので私が食べるのは大抵ぬるいところからだ。それでも冷え切った料理を食べるより幾分かマシになる。

お料理が早く冷めることが気になる人はお試しあれ。

ちなみにバイト先のレストランではこんなのを並べていた。