みずたま色の空

こどもやごはんや日々のこと。

災害時に心配なこと

熊本地震、まだ揺れがおさまらず心配です。 被災されている方に心からお見舞い申し上げます。
1日も早く、あらたな生活が始められますように。


災害で避難生活が長引くと一番心配なのは性犯罪です。
東日本大震災の時、赤ちゃんに添い乳していたお母さんがその体勢のまま強姦された話をどこかで読みました。赤ちゃんを抱きしめて守りながら強姦されたと。周りの人は気がついていても誰も助けてくれなかった、それが避難所の生活だと読みました。確か、体験談だったような気がします。


私は娘を産んだときから、どうかこの子が性犯罪に遭わないようにと祈る日々です。守れる限りは守る。自分はどうなっても守る。

子供も狙われていて、きっと犯罪は起きています。災害だけでも十分心は傷ついているのに、強姦なんてされたら一生の傷を抱えることになりかねません。
やってる男の方は自分の母や妻や娘が強姦されたらどうなんだろう。…興奮するだけだったりするのかな。もう、理性は吹っ飛んでいるのだろうから。
災害で溜まったフラストレーションが暴発しているとしても、被害にあう方にとっては一生抱えるトラウマになります。子供だとしたら、一生子供のできない体になるかもしれません。精神を育てている段階の子供にとっては心へのダメージも計り知れないことでしょう。

女性が弱者なことも悔しいけど、男性の皆さんはどう生きて何を守るのか、いつも心の中に持ち続けて欲しいと思います。そういう犯罪者がいるのなら、そこから守る人たちもいてほしい。
災害が起きた時、性犯罪も多発します。
自分の妻や娘や彼女や家族を守るということを、男性には忘れないでほしい。
そして何より女性自身も、自分や家族を守ることを忘れないでほしいです。非常時でそんなことは頭から飛んでしまうかもしれないけれど、出来る限りで。

それと大事なことは、性犯罪にあったとしても、あなたはあなたのままで何も変わらないということ。人の尊厳は変わりません。

今回の震災でもこの性犯罪を一番心配しています。すでに強姦が起きている情報を見たので、悔しくて仕方がありません。

今日の記事はこれを見かけたので書きました。普段こういうことは書かないけれど、娘を持つ身としては、いつも気にしていることです。