みずたま色の空

こどもやごはんや日々のこと。

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今朝娘は、初めて保育園の駐車場で泣いた。私の方に手を伸ばして、悲しそうに泣いた。
昨日は延長保育の先生から
「今まで一度も泣いたことないのに、最近は延長の部屋に来るときにママ〜ママ〜って泣くんですよ」
と聞いた。

子供とずっと家にいた時、1日が瞬く間に過ぎて、朝やろうと思っていたことが1つも出来ずに終わることも少なくなかった。
自分ってこんなに何も出来なかったっけ?
作業能率落ちたんじゃないか?
計画したことを実行出来ないなんてなんて無能なのか?
こんなで仕事に復帰出来るのか?
そう思いながらただただ娘に授乳して添い寝して過ごしていた日々だった。

どこかのママさんが産後1・2ヶ月から仕事復帰していると聞いたり、育休を利用してバリバリ講座とか通って資格とったり勉強していると聞いたりすると、自分は何も出来ていないと落ち込むことが多かった。
3歳までは保育園などに預けずに自分で育てたいとはっきり決めているママを見て、仕事復帰がもしなかったら私はどうするだろうか?娘と2人きりで過ごす時間をそんなに長く持ちたいだろうか?イライラするだけじゃないだろうか?と考えることもあった。
3歳まで一緒にいられることはとても羨ましくて、私にはとても難しいことだった。



子供と一緒にいたいけれど、一緒にいると自分がどんどん何も出来ない人になるようで怖くもあった。自分を責めることが増えて、出来なくなったことばかりを数えて、私は今何をしているんだろうと思いながら目の前で遊んでいる娘を見ていた。

今ならわかる。
子育ては自分のあらゆる能力を使ってやることだ。今まで使ってこなかった能力を引っ張り出して、今まで使っていた能力を更に引っ張り出して、フル活用でやるのが子育てだ。
時間管理能力で子供に授乳しミルクや離乳食を与え、
人の気持ちを察知する力で泣くだけの子供が何を求めているのか察し、
推察力で子供の動きからその先に起きることを想定し対応し、
自己管理力で自分の体調管理までして、
危機管理力で家中の危険箇所を点検し予防し、
プレゼン力で子供の嫌がることや嫌いな食べ物がいかに素晴らしく美味しいかを伝える。
それまで歌ったことのない童謡を歌いながら、持ったことのない重量の子供を片手に抱え、もう片方の手で子供のおやつを用意したりする。


何にもしてないなんてことあるはずない。
子供を抱いていただけ、遊んでいるのをそばで見ていただけ。それだけで子供にかけがえのない愛情を与えている。あなたにしか出来ない、私にしか出来ないこと。

電車の車窓から満開の桜が見える。
娘に見せたいなぁと思って涙をこらえた。
明日はお休みだから、他のことはひとまず放置して、娘のことをつぶれちゃうくらいギュって抱きしめよう。



度々話題になる、詠み人知らずの詩。
何度読んでも泣ける。
あなたに、わたしに贈ろう。

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