みずたま色の空

こどもやごはんや日々のこと。

行かれないね と言う娘と元図書委員長の私

娘は雨が降っているのを見ると、

「あめふってるから ほーくえん いかれないねぇ。よーちえんも いかれないねぇ。おやすみだねぇ」

と言う。

ほんと、お休みだったらいいのにねぇ。仕事も雨だから行けないってなったらいいのにねぇ。


それはさておき、娘のこの

「行けない」

「行かれない」

という言い方を聞いた夫が、

「行かれないって方言でしょ」笑

そう言って笑っていた。


いやいや、ちょっと待って。

行かれないは正しい言葉だよ。文法的には本来は行かれないが正しくて、現在使われている行けないの方が勢力大きくて「行けない」が主流になってるだけだから。

ほら、こんな丁寧な解説もある。


娘が「行かれない」という話し方をしているのは保育園で先生がそう話すからかもしれないし、私がそう言ってるのかもしれない。

「食べれない」は「食べられない」と言うし、私。そういえば娘も。

言葉は人の印象につながる大切なものだから、娘には正しいとはいわなくてもきれいな言葉を使って欲しいなとは思う。


舟を編むという映画を見て、言葉は生き物で時代の中で変化するものだと知った。

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それと、TEDで辞書編集者の方のプレゼンを見て、言葉は変化して良いのだと感じた。この方の言葉への愛は深い。


私の言葉へのこだわりは、多分図書委員長だったことや、図書館に入り浸っている子供だった過去からくるもの。

こだわりも変化してよい。

言葉を大切に使っていきたい。

入園グッズ製作中

今は保育園の未満児クラスにいる娘は、来月から幼稚園の年少さんになる。

年少さんになると持ち物が増えるらしくて、絵本バッグなるものが必要だと説明された。久しぶりの入園グッズ製作に励む日々である。

作る必要があるものはこちら
(もちろん買ってもいいのだけど作りたいので作る)

  • 絵本バッグ
  • 枕カバー
  • 椅子布団カバー

作らなくてもいいけど作ったものはこちら

  • ナップサック

今使っているものがくたびれて来たので作り直したいものはこちら

  • ランチョンマット


これらを夜や朝にちょこちょこと作っている。


娘は未だにお母さんスイッチが入る時があって、寝かしつけてそうっと布団から出ようとすると泣く。

(寝たと思って置くと泣く。寝たと思って離れると泣く。こういうのをお母さんスイッチと呼ぶ)

仕方なくまた寝かしつけて、そうっと布団から出て、ミシンの電源を入れると泣く。

仕方なくまた寝かしつけて、布団からそうっと出て、アイロンのスイッチを入れると泣く。

仕方なくまた寝かしつけて、布団からそうっと出て、よし!起きない!一気にやるぞ!とミシンに布をセットした瞬間に泣く。

そして私は諦めて布団に入る。


製作の日々とは、お母さんスイッチとの戦いの日々であり、戦績は5:1で娘の勝ちである。

おかげで一向に作業は進まない。


それでもまあ、出来上がったものはいくつかある。


* 椅子布団カバー

中身の椅子布団は市販品。園の指定サイズより大きいのでダメ出しされるかもしれない…。

裏はこんな風にゴムをつけている。こうしておくと椅子から座布団がずれにくいと園から説明があった。大きいのではみ出るとは思うのだけど。


* 絵本バック

一番手間がかかったけれど出番は少ないらしいので、普段から通園バッグにしたいくらい。


* ナップサック

生地が余っているので作ったもの。娘のお気に入りで毎日背負っている。


あとは枕カバーとランチョンマットを作れば製作物は終了。

細々と、園児服の掛けひも付けとか、ワッペン縫い付けとか、あらゆる服の名前書き直し確認(洗濯で消えてるものあり)とかあるけれど、まぁ大物は終わったので少し気が楽になった。

と同時に、少しさみしい。

私の下手な手作り物を喜んで使ってくれるのはいつまでかなぁと思うと、作るきっかけがあることは嬉しいのだ。きっかけがないとやらないから。

中学校の家庭科以外でミシンを使った経験のない私でも、まあなんとか作れるものなので、きっかけがあればまたバッグとか作りたい。

朝から娘とケンカ

ご飯中にグズグズになった娘。

原因は、カップスープをこぼしたから。

「ねぇこぼれたよ!見て!」

と私が言ったら

「おかあさんなんかきらい やだやだ」

といういつものイヤイヤが始まった。

「いやならそれで結構。嫌いで結構。イヤイヤとか嫌いとか言ってるうちは抱っこしませんから」

で火がついてウワーーー!!と嘘泣きが始まり、ずっとグズグズしてるうちに本当に泣き始め、そうこうしてたらもう保育園に向かう時間。

「ご飯だよって言ってるときに食べなかったらご飯はないの。もう出掛ける時間だからご飯ないよ」

と言っても食べず。

片付けたら慌てて泣きながら追いかけて来て

「ごはんたべるーーー」

と言うが、もうあと5分で出ないと遅刻。

仕方なく、コーンフレークに牛乳をかけて出してみたけど、そのスタイルの朝食を始めてみる娘はご飯じゃないと思ったらしく

「ごはんたべるーーーこれじゃないーーー」

と泣き、もう間に合わないのでそのまま保育園へ。

今朝の娘の朝食は、グズグズになる前に食べたバナナ半分とウインナー2本で終了。

月に1回はこういう日があるなぁ。