みずたま色の空

こどもやごはんや日々のこと。

産む前と産んだ後では別の生き物

リクルートのイクションプロジェクトという「子育てしながら働きやすい世の中を共につくる」プロジェクトがある。共につくるというところがポイントで、ぜーんぶリクルートで完結するのではなく、リクルートと他企業で協力してやりましょうというプロジェクトだ。

このプロジェクトのイベントにゲストで呼ばれたアズママの甲田代表が、参加者からの質問で答えた言葉が今日のタイトルである。
 
参加者から
「産んでからのサポートもそうだけど、産む前に自由に人生を考えられるようなものとかあれば変わっていくのかなと思う」
というようなご意見が出て、それに対して甲田代表が答えた
「実は産む前と産んだ後では全然別の生き物なんです」
という言葉、すごーーーーく納得。
実際は少し違う表現なので下部にあるリンクから読んでいただくとして、本当に全然違う生き物だと私も思った。
 
産む前はどんなに話を聞いても想像にとどまるし、体験しないことにはわからないのが妊娠出産だと思う。
私なんて考えてもいなかったからプレママレベル0みたいな状態だった。知識もなにも、それまでの人生で聞きかじった話や映画やドラマで見たような話くらいしか持っていなかった。中学時代の性教育で出産について学んだことがトラウマで恐怖しかなかったし、夢も憧れもなかった。
 
だからこそ参加者の意見には強く同意できて、学校か何かで、人生の選択肢の1つとして学べる場があれば良いのにと思う。
学ぶまでいかなくても、触れたり知ることが出来る機会があったらいいね。
誰もに平等にあるものではないからこそ、産むことについて知ったり考えたり出来ればいいと思う。何歳くらいまでがタイムリミットなのかとか、35歳過ぎると妊娠率が下がることとか、卵子の数は生まれた時から決まってるとか、赤ちゃんって生き物はどういうものなのかとか。
出産が怖い人も怖くない人も、色々見聞きするのはいいと思う。
少しでも知れたら人生プランに影響するのではないだろうか。
女だけでなく男もね。
男は知ったほうがいい。女が妊娠することでどれだけ変化するかということを。それは本人の意思には関係なく起きてしまうことも。妊娠がどれだけ負担になり命がけで産むのかも。
父親になった人から、父親になることの話を聞くのもいいよね。
ああ結局、女も男のことを知ったほうがいいのだから、お互いが知ることが必要なのね。中学時代の性教育は男女別々だったけど、男子はあの時何をしてたのだろう…。
 
体験できなくて想像しかなくても知っておくことで夫婦間の問題は少し解決すると思う。
知る場所はどこにあるといいのかな。
 
これ、読んでみてね。