奇跡って結果論|幡野さんのことば
幡野さんを知ってますか?
写真家で、元狩猟家で、なぜか色々な人の相談を受けたりしている方です。
その幡野さんの「なぜか色々な人の相談を受けている」連載が最近本になり、その連載から編集さんなどが選んだ言葉がまとめられたページができました。
お昼休みになんとなく見て、速攻泣きそうになりながらぐっとがまんし、自分ならあの連載からどの言葉を拾うだろうかと考えています。
ぼくは自分の人生を悲観しているわけでも、人生をあきらめているわけでもありません。正確な情報を受け止めて最悪の想定をしつつ、最善を尽くすということをしているだけです。1%の奇跡なんて期待しません、それよりも99%の通常をぼくは重要視します。
私も奇跡なんて期待しません。
いや、娘が切迫早産で産まれちゃいそうな時もあったけれど、神にも祈らなかったし、仏にも祈りませんでした。
ただただ、お腹の中の赤ちゃんに
「まだだよ。まだお腹にいていいんだよ。お腹の中の方が成長できるらしよ。今だとまだ肺ができていなくて自分で呼吸できないんだって。だからまだお腹にいるといいよ」
と心の中で話かけ続けていただけです。
結果として奇跡的に(ほんとうにレアケースと言われた)、娘はお腹の中に留まってくれて、予定日より2週間くらい早く産まれたけれど、それまでお腹にいてくれました。
奇跡を期待するなら、なぜ3つも難病を抱えているのか、どれも治る方法がわからないのはなんでだとか、色々思うのだろうな。
奇跡じゃなくて、どこかで誰かが治療方法や原因究明の研究をしてくれているのを信じています。
奇跡って結果論だと思うんですよね。
まあ娘は、奇跡みたいにかわいいんですけど。
(奇跡みたいってなに)
話が逸れていますが、幡野さんの言葉がとてもよいので見てみてください。
温泉に足突っ込んだら「あっつ!!!!!!!」ってなったのに、腰まで入ったら「・・・はぁ〜しみるわ〜」ってなるのに似てます。たぶん。
オススメです。
ついでに難病といえば、AFTER5も引き続きやってます。
こちらもぜひ。