明治うがい薬の歌
明治うがい薬の歌を聞きたくて、カバに向かって自分が歌う娘。
いやいや、歌うと返してくれるわけじゃないのよ。
子供の「これはこうに違いない!」は見ていて面白い。
こちらは思いもつかないことを言うしやるし、その発想の柔軟さには感動すらする。
娘は塗り絵をするとき、人の顔を虹色に塗ったり、青とか緑とか黒とか予想外の色で塗ることがある。
私の父(つまり娘から見るとおじいちゃん)はそれを見ると、
「人の顔はそんな色じゃないだろう。そんな色で塗っちゃだめだよ」
と言うのだが、いいじゃないか、青でも緑でも虹でもと私は思う。
制限なく塗られる色のカラフルさや、時にドス黒い作品や、原型がわからないほどの重ね塗りも、全部見ていて面白い。
この感性のまま育って欲しいなと思う。