みずたま色の空

こどもやごはんや日々のこと。

いいわけ


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娘とふたりで過ごすことが多い。

 

娘は何かに集中していると声をかけても全く聞いていないので、何も言わずにトイレに行ったときのこと。

 

しばらくして

「おかあさーん!おかーさーん!」

と呼ぶ声がする。

「トイレにいるよ。もう出るよ」

と答えた途端にトイレのドアが開き(娘とふたりの時は鍵をかけない)、ひょっこりと顔を出して恥ずかしそうな笑顔で言った。

 

「おかあさんの顔、どんなだったかわすれちゃったからさ」

 

4歳児の、家の中で母を探す言い訳。