みずたま色の空

こどもやごはんや日々のこと。

モビール作り

おしゃれカフェとか、北欧雑貨屋とか、ミュージアムショップとかにいくと、天井からぶら下がって静かにそっと動いているものが良くある。

モビールというらしい。

あれ、すてきだな。部屋にあったら嬉しいな。

よくそう思っていたけれど、いざ買おうと思ってお値段を見るとびっくりしてしまう。安いもので3000円くらい。高いものだと1万円超え。

見た目はかわいいが、お値段はかわいくないものだった。


それでもずっと欲しかったので、自分で作ることにした。

材料は百均で買ったものと、家にあったもので。


モビール作りは、なんでも良いから好きなものをバランスよくぶら下げればいい、それだけのことだ。ぶら下げるものは本当になんでもいいと思う。

ぶら下げるパーツをまず作る。画用紙を切ってもいいし、折り紙で四角や三角を作ってもいいし、毛糸をぐるぐる巻いたものでもいい。透け感を出したかったらクリアフォルダーを切ったり、透け感のある折り紙で作ってもいい。クリアフォルダーにマスキングテープを貼れば、柄がありながらも透け感を残せる。

カラフルなものは子供が喜ぶだろう。シックに木で作れば大人のインテリアにもよい。

ちなみに私は子供がまだ赤ちゃんの時、手作りメリーをぶら下げていた。赤ちゃんは原色の方が識別しやすいと聞いたので、カラフルな折り紙でぶら下げるものを作って、ワイヤーで作った円にぶら下げた。


ぶら下げるものができたら、それにぶら下げるための糸を通す。

針と糸で通して糸を結んでもよいし、パンチで穴を開けて糸を通してもよい。

私は手縫い用の木綿糸が手元にあったからそれを使っているけれど、なんでもよいと思う。

ただ経験上、手縫い用の木綿糸は細いため繊細に動くが、毛糸でぶら下げたときは摩擦が多いせいか糸自体にも重さが出て来るせいか、木綿糸よりは動きにくかった。


糸を通して輪に結んだら、ワイヤーを切って両端を丸め、その丸に糸を引っ掛ける。

あとはそれを組み合わせてバランスをとり、繋げてぶら下げればモビールの完成。


この作り方はワイヤーに糸を引っ掛けるだけなので風が吹くとすぐにずれてバランスが崩れる。ワイヤーに糸を固定するとバランスが崩れにくくなるので、シールで貼ってしまうとか、目立たないように接着剤でチョンッとくっつけてしまうのもいい。


特に風もないように感じる部屋の中でも、静かにユラユラ動いているモビールは見ていて飽きない。

好きなものをぶら下げて、モビールを作ってみてはいかがでしょ。