みずたま色の空

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アンパンマンボーロ


インターネットで画像を見つけてあまりのかわいさに作ってみたアンパンマンボーロ。これ、ものすごく面倒だったよ……。
以下、私の体験を踏まえてアンパンマンボーロのコツをお伝えしておこうと思います。

私の処女作であり最後の作品担ったアンパンマンボーロはこれ。
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あ…あん…アンパンマンだよ!たぶんそう!


材料
卵黄 1個
片栗粉 55g
砂糖 10g(20gくらいあったほうが良さそう)
牛乳などの水分 適宜
キャロブパウダー(ココアでもよい) 少々
パプリカ粉末(食紅でもよい) 少々

作り方
卵黄と砂糖を合わせてよく擦り混ぜ、白っぽくなるまで混ぜる。
私はこれをすっかり忘れていていきなり片栗粉まで全部混ぜたら混ざらなくて困った。
白っぽくなったら片栗粉を入れて混ぜる。
私は砂糖も少なくしたから水分が少なすぎてまとまらず、様子を見ながら牛乳を混ぜた。ひとかたまりになって小さな丸を作れる固さになればよい。パサパサしすぎだと小さく丸めてもボロボロになるから水分を少し足す。
そういえば片栗粉はコーンスターチでもよい。
この分量で50個くらいは作れる。大きめの卵ボーロになる。直径1㎝ちょっとくらいかな。小さくすることは可能だが絵を描くことがどんどん困難になる。

天板にボーロを並べたらお絵描き。
ココアパウダーを少量の水で溶いて固めのトロトロにしておく。パプリカパウダーも同じ。このとき水っぽいと色が薄くなるので、トロトロになっているくらいが良い。
ちなみに私は食紅を使いたくなくてパプリカパウダーを使っているが、気にならない人は食紅でよい。その場合はものすごく少量で色がつくし、たぶん水っぽくても大丈夫。パプリカパウダーはスーパーのスパイスコーナーに売っている。
それと、まだ1歳の娘にカフェインをとらせたくないのでココアは控えているから、有機キャロブパウダーを使っている。これはオーガニック食材店で手に入るが一般的に売っているものではないので、ごく少量しか使わないしココアで良いと思う。

アンパンマンの鼻を最初にかく。ここは綿棒で。綿棒にパプリカパウダーの水溶きをつけて、ボーロにポンポンとスタンプするようにつけていく。これが少し乾いたら、爪楊枝に同じパプリカ液をつけてほっぺラインをかく。鼻にラインをつけると一体化してしまいがちなので、ほんの少し離すつもりで描いた方がきれい。
最後にココア液を別の爪楊枝につけて目を描く。
鼻は綿棒でスタンプを押すようにポンポンと。
ほっぺラインと目は爪楊枝で点を描くようにする。ほっぺも点を繋げるように描くときれいにかける。
爪楊枝の細い方を使えば当然線も細くなるが、私はもう面倒すぎて爪楊枝の持ち手の方を使ったからラインが太い。目は爪楊枝の細い方で描いた。
 
あとは180℃に予熱したオーブンで8分焼く。こんがり焼くとアンパンマンぽさがなくなるのでご注意を。

焼き上がりは柔らかいけど、冷めたら固くなる。出来上がり。


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そういえばうちの子は卵ボーロが嫌いだったので、なんとかギリギリアンパンマンと認識してはくれたものの、あまり食べてはくれず私が消費している。悲しい。
上の写真は手前にある、くまクッキー(同じ日にクッキーも焼いていた)の方ばかり食べているの図。

この絵を描く作業はキャラ弁を楽しく作れる人には向いているが、私のようにキャラ弁を作る気にもならない人には向いていない。ご参考まで。

出来上がりはブサイクでもなんだか可愛いので、透明な瓶とか中身の見えるものに入れてプレゼントしても良いと思う。