みずたま色の空

こどもやごはんや日々のこと。

さよならしきゅうを読んだ

昨日Twitterで流れてきた漫画。

Twitterでちょっと公開されているのを何気なく読んで、Kindleのサンプル版をダウンロードして、速攻Kindle版を購入。

寝ている娘の隣で読んだ。これです。『さよならしきゅう』。

 

 

さよならしきゅう (KCx)

さよならしきゅう (KCx)

  • 作者:岡田 有希
  • 発売日: 2017/09/07
  • メディア: コミック
 

 

絵がかわいいし、ストーリーが軽快ですごく読みやすい。

スルスル読める中に、たくさんの不安と、それをなんとか抑えようとする表現がたくさんはいっていて、切迫早産の入院を思い出しながら読みました。

(病気の入院ではなかったけれど、みんな無事産めるかという不安の中過ごしている入院だったから)

 

作者の岡田有希さんは、数年前にパニック障害を経験されていたので、とにかく

 

不安に潰されてはいけない・・・!!!!

 

という描写が多いです。

不安と戦った経験があったから出来たことだなと。

その経験なしで急にがんを宣告されたら、なんのガードもできずに不安に飲み込まれるだろうなと想像しながら読みました。

 

わたしなら、どうその不安と向き合うかなって。

 

 

それと、告知を受けた次の日が弟さんの結婚式っていうのも。。

そうなんだよなぁ。

突然日常に「どうもーー!」みたいな唐突さで病気がやってくるんだよなぁ。

実際は徐々に症状が出てたのかもしれないけど、病名がつくって衝撃はドーーーーーーンと日常に現れるんだよなぁ。

それがよくわかるエピソードで、そのときの心情も丁寧に描かれていて、あぁ実話なんだなと感じます。

 

 

当時2歳の娘さんがいて、話の中にちょいちょい出てくるのですが、この娘ちゃんが

 

ものすごくかわいい!!!!!!!!!

 

表情も、おしりふりふりも、とにかく全部がかわいい!!!!!!!!!

 

 

はわぁ〜娘ちゃんかわいいわぁ〜。

うちの子もめっちゃかわいいわぁ〜。

(隣で寝てる)

 

 

娘ちゃんにほのぼのしながら読んでいたので、話の後半に出てくる、ママが入院した後の娘ちゃんの話がね・・・。

 

思わず、隣に寝てる娘にギュってくっついて泣いたよね。

 

旦那さんもいるし、優しいご両親もいて、娘ちゃんのことを心配していなかったという岡田さんなのですが、実際の娘ちゃんは小さい体で自分なりに状況を処理して抱え込んでいたのだなと。

体が小さくても、心は小さいわけじゃないんだな。

娘ちゃんも必死だったんだな。

もうほんとに、ママと会えたときの表情を描いた1コマから目が離せなくて、泣きました。

 

 

娘に兄弟をつくってあげられない苦しさ、多分一生胸にくすぶり続ける苦しさで、岡田さんの子宮全摘による苦しさもカケラかもしれないけれどわかるなと思いました。

 

 

とか書いてると読むの辛い系にとられそうだけど、マンガとしてすごくおもしろいの!!!!!

マンガとして面白くて、スイスイ読みながら、がん患者さんとその家族について知ることができます。それを知ろうと思わなくても読みやすい。

パニック障害経験者の方が、違う病気になったときのメンタルどうするかって点でも参考になるんだと思うんです。

 

 

今は『さよならしきゅう そのあと』を連載中だそうなので、そっちも買って読みます。

 

 

作者の岡田有希さんに、AFTER5インタビューしたい。

病気になったその後の小さな希望を伝えたいという気持ちが同じで、すごくすごく、AFTER5に登場していただきたいと願っています。

お願いします!!!(ここで言っても)

 

そんなAFTER5はこちらです。

 

after5project.com

 

 

 

 

 

 

奇跡って結果論|幡野さんのことば

幡野さんを知ってますか?

写真家で、元狩猟家で、なぜか色々な人の相談を受けたりしている方です。

 

その幡野さんの「なぜか色々な人の相談を受けている」連載が最近本になり、その連載から編集さんなどが選んだ言葉がまとめられたページができました。

 

cakes.mu

 

お昼休みになんとなく見て、速攻泣きそうになりながらぐっとがまんし、自分ならあの連載からどの言葉を拾うだろうかと考えています。

 

 

ぼくは自分の人生を悲観しているわけでも、人生をあきらめているわけでもありません。正確な情報を受け止めて最悪の想定をしつつ、最善を尽くすということをしているだけです。1%の奇跡なんて期待しません、それよりも99%の通常をぼくは重要視します。

誰のための命

 

私も奇跡なんて期待しません。

いや、娘が切迫早産で産まれちゃいそうな時もあったけれど、神にも祈らなかったし、仏にも祈りませんでした。

ただただ、お腹の中の赤ちゃんに

「まだだよ。まだお腹にいていいんだよ。お腹の中の方が成長できるらしよ。今だとまだ肺ができていなくて自分で呼吸できないんだって。だからまだお腹にいるといいよ」

と心の中で話かけ続けていただけです。

結果として奇跡的に(ほんとうにレアケースと言われた)、娘はお腹の中に留まってくれて、予定日より2週間くらい早く産まれたけれど、それまでお腹にいてくれました。


奇跡を期待するなら、なぜ3つも難病を抱えているのか、どれも治る方法がわからないのはなんでだとか、色々思うのだろうな。

 

奇跡じゃなくて、どこかで誰かが治療方法や原因究明の研究をしてくれているのを信じています。

 

奇跡って結果論だと思うんですよね。


まあ娘は、奇跡みたいにかわいいんですけど。

(奇跡みたいってなに)

 

話が逸れていますが、幡野さんの言葉がとてもよいので見てみてください。


温泉に足突っ込んだら「あっつ!!!!!!!」ってなったのに、腰まで入ったら「・・・はぁ〜しみるわ〜」ってなるのに似てます。たぶん。

オススメです。


ついでに難病といえば、AFTER5も引き続きやってます。
こちらもぜひ。

after5project.com

 

メモ魔塾に入ったよ

メモ専用ブログにも書いたのですが、メモ魔塾に入ったよ。

 

memoma.hatenablog.jp

 

メモ魔塾って何?という方も多いと思う。

 

メモ魔塾って、メモの魔力という本の著者である前田裕二社長のオンラインサロンです。

 

オンラインサロンっていうと高いイメージがあると思うけど、メモ魔塾はメモの魔力を購入した人限定の無料サロンなのです。

 

 

あんなに忙しい人の時間が時間を割いてやるのに、無料って!!!!!!

 

 

Facebookアカウントがあれば入れます。ぜひ。

 

 

今は、サロン内で次々にゼミやサークルが立ち上がっていて、私は傍観者になっています。

 

面白そうなのもあるのだけれど、その前に自分のことちゃんとやらなくちゃという気持ちがあって。

 

 

ただ、これって卵が先か鶏が先かみたいな話で、

 

・自分のことやりたいから横目で見てる

 

のと、

 

・思い切って入ったほうが刺激を受けて自分のこと捗る

 

のと、どっちもありそう。

 

 

メモの魔力はこちらです。

 

本買って(電子書籍でもOK)、Facebookアカウントがあれば入れます。

 

ぜひ。

 

 

メモの魔力 -The Magic of Memos- (NewsPicks Book)

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