ヒートテックを着ない冬
前にも書いた気がするけれど、私はヒートテックを着ることはやめた。ヒートテックだけじゃなくて、発熱とか保温とかを謳った機能性インナー全体をやめた。なぜかというと、腕がかゆくなるから。
毎年寒い時期になると両腕に小さなプツプツがたくさん出来た。それはかゆくてかゆくて仕方なく、無意識にかいてしまうので血がにじみいつまでも治らない。
いつもの病院で保湿クリームを出してもらったけれどダメで、原因がわからず困っていた。
あるときふと見かけたネットの記事に「ヒートテックなどの機能性インナーは肌を乾燥させる」というものがあった。それが信用出来る記事なのかわからなかったけれど、「肌が乾燥してかゆくなる、発疹が出るなどの症状が起こる人がいる」ことが書かれていて、「これは…まさか…」と思いつつヒートテックを着るのをやめてみた。
ヒートテックは毎年かわいい柄がたくさん出るので、柄物好きとしてはあの売り場を見ているだけでも楽しく、選ぶのはもっと楽しく、着るのも嬉しい服だった。
しかし、長年悩んでいた腕の痒さとヒリヒリ(かきむしるから)から解放されるかもしれないと思ったら試してみるしかなかった。
本当に長年悩んでいて、多分それは成人して数年した頃からの悩みだった気がした。
かくしてヒートテックを着ないようにし、綿100%のインナーを着るようになって数日。数週間。数ヶ月。
…かゆくない。
プツプツ出ない。
まさか…と思っていたけれど、私の場合は本当にヒートテックが原因だったようだ。季節的に肌が敏感になるのかもしれないけれど、ヒートテックをやめたら長年の悩みから解放されたのだからすごい。
ヒートテックっていつからあるのだろうと思って調べたら、2003年発売だった。
その頃私は23歳。
かゆくなって悩み始めたのが成人して数年後だから、やっぱりヒートテックと共に秋冬の引っかき傷を増やしていたようだ。
ヒートテックとの相性が残念ながら合わないことがわかったので、エアリズムとかいう夏用のインナーも買わなくなった。
買わないから肌への影響はわからない。
自分がヒートテックと相性がわるいので、娘にも機能性インナーは買いたくなくて綿製品を選ぶようにしている。
寒くなると何故か服に触れる肌がかゆくなる人は、もしかしたら機能性インナーが合わないのかもしれない。保湿クリームを塗りたくるよりも、着る服を変えるだけで変わるかもしれないのでお試しあれ。かなり人によって差はあると思うけれど。
ヒートテック、かわいい柄たくさんあって好きだったから本当に残念。同じ柄物を綿100%で出してくれたらいいのになぁ。