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みずたま色の空

こどもやごはんや日々のこと。

娘は母の真似をする

子供を育てること

富士山が初冠雪だそうだ。

私の住まいからは富士山は見えないが、夫の実家からは富士山がどーーんと大きく見える。迫力の大きさで。

そんなこともあって、富士山は少し身近な存在になった。


娘にとって身近な存在といえば私だ。

女の子はお母さんの真似をするとはよく聞いていたが本当にそうで、早くも娘が母親役をやっている。


ちなみに娘は今2歳半。ひとりっ子である。
ここに紹介する娘の言動はほぼ全て私が娘にやっていることで、自分の言動が自分に返ってくるという現象を毎日体感している……。


食事のとき

急いで食べようとしていると、

「ゆっくりたべてねぇ」

と、小首を傾げて笑顔で言われた。

小首を傾げるのは娘のアレンジである。末恐ろしい。

他にも、

「もぐもぐしてね」

「ごっくんした?」

「いただきます するよ〜」

などが真似されている。夫は娘から、

「と〜た〜ん ごはんできたよ〜」

と食事に誘われる。


トイレで

いつも娘を便座に座らせてから「出たら呼んでね」と声をかけて立ち去る私。すっかり真似されるようになり、私がトイレに入ると、

「でたらよんでね」

と小首を傾げて優しく言う。私そんな言い方してるだろうか?

ドアの向こうから

「おかあさん でた?もうちょっと?」

という声がかかる。チェックも忘れないらしい。

「おててあらってね」

もしっかり言われ、言われるままに手を洗う私。言われなくてもちゃんと洗いますが。

痛そうなとき

娘と遊んでいる時は頭突きされたり裏拳入ったりで痛い思いをすることがしょっちゅうある。

「いったーーーー!」

と言うと、心配そうなふりをして、

「いたい?いたいの?

いたいのいたいの とんでけ〜!!」

とやってくれる。優しい。私そんなに優しいだろうか?


私の病気の症状で特徴的なあちこちに出来る内出血。特に足の内出血は目立つので、それを見つけるとすかさず、

「おかあさん ここいたいの?

いたいのいたいの とんでけ〜!!

はい、だいじょおぶ」

とやってくれる。内出血は痛くないことがほとんどなのだけど、痛くないよと言っても必ずやってくれるので優しいなと思う。私そんなに優しいかなぁ。


こうやって自分の行動が帰ってくると、

私、そのセリフいつも怒鳴って言ってないっけ?

とか、

そんな笑顔で言えてるっけ?

とか思って反省してしまう。娘はすでに私の先生だ。


洗濯物を畳んでくれるし、畳んだものを運んでくれるし、机も床も拭き掃除してくれるし、おもちゃもお片付けしてくれるし、掃除洗濯は出来る子になって来た気がする。

料理にも興味津々で、簡単なホットドッグは手伝えば作ってくれる。キッチンにいる私の足元で、

「おかあさん なにしてるの?まぜまぜするの?おしおいれるの?あちちしたらおいしくなるの?」

と言いながら、時々一緒に混ぜたり、塩を入れたり、グツグツ煮えている鍋をのぞいたりしている。きっとお料理も出来る子になる。

2歳半でこれだけお手伝いしてくれるなら、小学生になる頃には家事全般ある程度出来るようになるのでは!そしたら私すごく楽!!

…そしたらきっと、

「おかあさん どいて。おそうじのじゃま」

とか言われるようになるんだろうな……。

そうなると真似を通り越して彼女自身の行動になるのだな。

私は彼女の一番身近な存在として、家事だけじゃなく色々な見本になっていきたい。いや、家事もやるけど。
私も娘から色々学んで。

いつか娘が自分の道をぐいぐい歩いていって、お互いの生き方を讃えあえたら嬉しい。


そんな大人びた姿も時々見せる娘だけど、昨夜は寝ている間に5回は起き、その度に私の上に乗って寝た。その度に起こされて乗られていた私は今朝グッタリしながら起きた。布団にいた時間は長いのに、寝た気がしない朝。
娘は霧で真っ白になった外の景色を窓越しに見て、朝食の牛乳を指しながら、

「みて〜 おんなじ〜 しろいね」

と言っていた。

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