みずたま色の空

こどもやごはんや日々のこと。

免許更新にいってきた

免許更新のお知らせが届いていたので、連休最終日に更新に行ってきた。
優良講習を受けるだけだから、近くの警察署に行くことに。


久しぶりに証明写真を撮り、更新のお知らせハガキを持って警察署へ。
手続き用の書類を書いて、料金を払い、視力検査をしたら講習ビデオを30分見るだけ。


30分の講習ビデオは内容が以前とは変わっていて、一般的なものではなく地元密着型の内容になっていた。
私の住む地域の車の所有率や事故率死亡率が全国何位か、事故の多い時間帯や曜日、死亡率の高い時間帯や曜日。それらを最初と最後にグラフで示して、とにかくこの時間帯は気をつけて!と啓蒙している。

更に、地元で進む道路の整備についてお知らせがあったり、雪道での運転についての注意や、視認性の低い服装で夜間歩く人の発見しづらさなど、県内で撮影された映像で説明されている。

そして、免許更新講習ビデオといえば定番のアレ、事故の話。この部分は見たくない人も多いだろうなと毎回思う。以前のビデオでは、怪我をした人まで映っていたりして、生々しい事故現場の映像を見せられた。
地元密着になった今回のビデオでは、事故も全部県内の事例だった。これはこれで、知り合いの事故が紹介されてしまうこともあるだろうから見る人は辛いかもしれない。映像ではなく事故車両の写真で、現場の状況と誰が亡くなったのかがアナウンスとテロップで紹介された。

最後に、警視庁から提供された映像で、東京のある交差点で起きた死亡事故の親族インタビューが流れた。当時6歳の娘を、青信号の横断歩道上で突っ込んできたトラックに轢かれて亡くした父親のインタビュー。
「祈る気持ちで病院に行ったが、対面したのは全身を真っ白な布で包まれてストレッチャーに乗せられた娘だった。頭部が完全に潰された即死だった」

もう、このインタビューだけで充分です……。

ずっしり重い気持ちで警察署を後にした。


ところで、ビデオってもう死語かな…。