みずたま色の空

こどもやごはんや日々のこと。

生活クラブとコープの話

元々食材を買うときは裏面の原材料をチェックする癖がある、一応食育アドバイザー資格保有の私だが、子供が産まれて更に原材料が気になるようになって「生活クラブ」という生協に加入した。「生活クラブ」は放射能検査の基準が厳しくて、食品はほぼオリジナル品で原材料にこだわって作られている。


ちびっこを連れてスーパーで買い物するのは大変で、じっくり原材料を見てる暇なんてない。子供に食べさせるものだからしっかり選びたいのに選んでいる時間がなくて悩んでいた時、友達に教えてもらったのが「生活クラブ」だった。

生活クラブを始めて1年くらいした頃、子育て応援イベントに行ったらコープのブースがあり、色々特典がつくことにつられてコープにも加入した。
だから今我が家は生活クラブとコープという2つの生協に加入している。


2つを使ってみて思うことが幾つかあるので書いておく。配達方法とかはあくまでも私の住む地域の話。

生活クラブ

美味しいなぁと思う食品が多い。
豚肉がとにかく美味しい。
お値段が高めだが、スーパーで原料を読みながら調べる手間賃が削られていると思えばまぁ安心して買えるので高くても買う。
だけど高いからたくさんは買えない。気になるもののほとんどが高くて買ったことがない。
インターネットの注文画面が使いにくい。肝心の原材料表記が見にくいし、画面遷移がスムーズではない。発展途上な感じ。
チラシはスッキリしていて見やすい。食品チラシをパラパラ見るのが楽しみ。そのチラシを回収してくれたら最高。毎週ゴミになって困るので。
家に配達してくれるわけではなく班ごとに荷受してくれる方の家に集めて置かれていて取りに行かなくてはいけない。これ、割と不便。取りに行き忘れると冷蔵品とか心配だし。荷受してくださってる方には感謝しかない。
組合員による組織という意識が高く、班会があったり、班長とか支部役員とか仕事が発生したりする。目標注文数とかもあり、単なる買い物ではなく「やらなきゃいけない、買わなきゃいけない」感じがややある。
上記のもとになるのが生産者と消費者が支え合うという考え方で、安全で美味しいものを作ってもらうために規定量は消費し続けましょうとか、環境負荷を抑えるためにビンや袋はリユースしましょうという考え方がある。消費活動に意識のある人に向くし、生活クラブに入ることで意識が芽生える人もいると思う。
ネットスーパーの感覚で使うと、これらの考え方や活動の仕方に驚く。私は驚いた。今では「そういうものなんだなぁ」と思っている。なんとなく気軽に使えず、オススメしづらい気持ち。とてもいいものだと思っているし美味しいので本当はオススメなのだが、働いていて子育て中の人にとっては「役が回ってくる」とか「荷受場所まで取りに行かなくてはいけない」というのは抵抗あると思う。「目標数に達していません」という連絡も、協力したい気持ちと買っても消費しきれない気持ちでグラグラ。そうならないためにも沢山の方が利用出来ると良いので、組織感が弱くなって参加しやすくなるといいなぁと思う。

コープ
こちらはネットスーパー感覚で使える。気軽で助かる。
自宅まで配送してくれるし、未就学児がいる家庭は1回の配送料が半額の100円。100円払ってでも家の前に持ってきてもらえる方が嬉しい。
ただ、配達したものを入れる発泡スチロールなどが大きくてかさばる。玄関に置きっ放しだと見た目が悪くて嫌。子供の頃から他の家の玄関にコープの発泡スチロールが置かれているのを、美しくない光景だと思っていた。
入れ物がかさばる割に冷凍食品が溶けていたこともあり、改善の余地あり。
チラシが多すぎるし、紙面の情報量が多すぎて見る気にならない。ディスカウントスーパーのチラシみたい。だけど回収してくれるから助かる。
扱う品数がとても多いので、あったらいいなと思う常備品や便利な冷凍食品があるのが嬉しい。
インターネット注文画面はその情報量の多さゆえにどこを見たら目的のものが探せるのかわかりづらい。難しいところだ。探せなくて注文し忘れることが多い。
総じて、ネットスーパーとして使えるので私は助かってる。


利用率は生活クラブ8にコープ2くらいなので、完全に生活クラブ中心の生協ライフ。
そのうち、生活クラブのオススメ品を紹介したいと思うので、興味を持った方はぜひ利用登録してみてくださいね〜。