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みずたま色の空

こどもやごはんや日々のこと。

おへそのトンネル

つらつらと書くもの

先日あるイベントに行ってきた。クラフトや雑貨のお店、自然食の飲食店がたくさん出店していて、山の中で屋内屋外をうまく使って開催されている。講演会やライブも開催されている。イベント自体が自然を大切にしているものだから、参加者も頭に布を巻いた人とかゆったり系の服装の人とか、つまりそういう雰囲気の人達が多い。普段は何をなさっているのだろうか…という仙人みたいな人もいる。


毎年恒例でいく大きなクラフトフェアでは、今年はボーダーの服に帽子という服装が老若男女問わず多かった。色は白系。カゴバッグとか持っている。洗練された、もしくは他にはない個性的なクラフトを求めてやってくるという雰囲気。
一方先日行ってきたイベントは、テレビは見ないんだろうなとか、スマートフォンというより携帯自体を持っていないか持っていても電話にしか使わないんだろうなとか、身に付けるもの体に入れるものを自分でしっかり選んでいるんだろうなという人が多い。洗練よりも素朴。
私はどちらの雰囲気も好きで、毎年参加することを楽しみにしている。

さて、その先日のイベントである親子を見かけた。4・5歳くらいの子供と30代前半くらいのお母さん。お母さんは全身藍色か茶色のゆったりした服で、着ているというより巻いているという雰囲気。ご本人もおっとりしていそう。
子供はぶかぶかの茶色無地の長袖Tシャツに長ズボンとスニーカー。シンプルでゆったりした服装だった。髪の毛が背中の真ん中くらいまでのストレートヘアでかわいい。

その子は活発でお母さんから離れてあちこちに出没しており、何度か行き合ううちにうちの子と仲良くなって遊び始めた。娘は嬉しそうに一生懸命話しかけている。子供ってこうやって、初めて会っても友達になっちゃうのだからすごいよなぁと思って見ていた。

長い髪の毛で屈託なく笑うその子は男の子だった。見た目は女子のようだけど、なんか言動が女の子っぽくないなぁと思っていたら男子だった。

その子は何度かこう言っていた。

「おへそにトンネルがあるんだよ」
「なが〜いトンネルがあるんだ」
「トンネルを出ると外の世界に出るんだ」
「外に出ると血がバァっていっぱい出る」
「トンネルから栄養がくるんだよ」

あの、ゆったりしたお母さんからそう聞いたのか、本人がそう思っているのかはわからないけれど、彼は両手を大きく動かしてお腹から伸びるトンネルについて話してくれた。
赤ちゃんの話みたいで、私はワクワクして聞いた。

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