みずたま色の空

こどもやごはんや日々のこと。

やかんが欲しい

これまで、お湯を沸かすのは電気ポットにお任せしていたし、お茶を沸かすことはほぼなかったからやかんを持っていない。
やかんって薬缶と書くのだ。薬を煎じるのにでも使ったからかと思ったら当て字なんだそうだ。

私がやかんに求める条件はこれである。
* 中に手を入れて洗えること
* 傾けても蓋が落ちないこと
* 取っ手を倒せること
* 出しっぱなしにしていても気にならないデザインであること
* むしろ出しておきたいデザインであること
* 1.5L程の湯が沸かせること
* 取っ手が熱くならないこと
* 耐久性があること
* ピーっとならないこと(笛付きではないもの)


これらを考慮して、今2つ候補がある。
ひとつめはこれ。
柳 宗理 ステンレス ケトル つや消し 311130 柳宗理デザインのステンレスやかん。これぞやかんという形。蓋が大きくて中に手を入れられるし、軽いのもいい。飽きずにずっと長く使えそう。

もうひとつ、かわいいなぁと思っているのがこれ。
アムケトル 2.0L 野田琺瑯
この赤もいいし、緑や青もいい。とてもかわいい。私が望んでいる機能はほぼ有しているので最有力候補だったが、Amazonのレビューを読んでいたら「取っ手のストッパーが樹脂製で壊れやすい」というものを見つけた。耐久性に問題がありそうでなやましい。それと、中が真っ黒に塗装されているそうで水の量が見えないそうだ。それは地味に使いにくそう。


やかんが欲しいと思ったきっかけは、毎月何度か娘のお茶を沸かさなくていけなくなったから。保育園に水筒を持って行く日が決まっていて、水でもいいのだけどお茶の方が私なら嬉しいから沸かすことにした。

今回調べていて初めて知ったけれど、やかんって満水量ではお湯を沸かせられないそうだ。溢れてしまうから7割くらいで沸かしてくださいと注意書きされているという。
今候補にしているものは大体満水量で2L、実際は1.5L前後の水量で沸かすものらしい。そうすると満水量って何のためにあるのだろうか。不思議。
もう少し調べてみるが、きっと柳宗理のケトルにするのだろうなと思う。



昨日、試験が終わって家でぐったりしていたら、娘が横で積み木をたくさん並べ始めた。何をしてるのかしらと思いつつボーッとしていたら
「おかーしゃん ごはん できたよ」
と。
「ごはん できたよ」
って。
これまでにも食べ物のおもちゃで遊んだことはあるけれど、積み木で想像しながらおままごとをするのは初めて。感動。
「これはなに?」
「とーなちゅ!」(ドーナツ)
「これは?」
「おにぎり!これはにんじんさんだよ」
「ありがとう」
「しゅぷーん どうじょ」
「ありがとう」
「おせんべ どうじょ」
「ありがと」
娘に勧められるままに、ドーナツをスプーンで食べた。もちろん全部積み木。
2人で食べる真似をして、
「美味しいね」
と言ったら、娘はとても嬉しそうに笑った。

本当にご飯を作ってくれる日が待ち遠しいのう。