みずたま色の空

こどもやごはんや日々のこと。

子供の宇宙語を理解する方法

ついにうちの娘にも「見て見て」ブームが来たようで、
「ぷて!ぷて!」
と言いながら本とかを持ってくる。その行動から「ぷて」は「見て」か!と察する。

子育ては推察力・経験値による先見力・洞察力が求められる。これが不足していると子供が本当に何言ってるのかわからない謎の生き物になると思う。

我が家は夫がまだ私ほどは読み取れない上に、携帯を見ながら適当に相手したりするせいもあって、娘の思いを汲み取れずに娘が怒り出すことがよくある。

言葉と行動を結びつけて理解する

例えば昨日は夫が携帯をいじっているのを見て娘が自分のおもちゃ携帯を持ってきた。一緒にもしもししたいという要求だったが、携帯しか見ていない夫はそれを汲み取れず、音楽がなるおもちゃで音楽を流し始めてしまった。娘は全く求めていることと違うことが起きて憤慨。しかし夫は何で怒ってるかわからずに戸惑う…ということが私の目の前で起きた。

同じように何を言っているのかわからなくてトンチンカンな対応を時々することもある。
ポイントは、何を言っているのかだけじゃなく、何を見ているのか、何を持っているのか、どこを指さすのか…などの行動も見ることだ。言葉はわからないのだから行動から判断するしかない。そのうちに行動と言葉がつながってくる。

例えば昨日、娘が
「てちてち!てちてち!」
と言いながら夫に話しかけていた。夫は何を言われているのかわからず、見ているだけ。
「一緒にお絵描きしようって言ってるのよ。てちてちは描き描きなの。わからない?」
と声をかけたら、
「そうなの?全然わからない」
と夫。
しかしその時娘は両手にスケッチブックとクレパスのセットを持っていて、
「とーたん おいで。てちてち しよー」
と言っているのだ。てちてちがわからなくても、持っているものを見ればわかる。

これかな?と思う言葉で話しかけてみる

例えば娘が
「あまい あまい」
と言ってくる。以前ライスミルクを私が飲んで
「あっまーい!」
と言うのを楽しそうに真似していたから、この「あまい」は多分「ライスミルク」だ。
「ライスミルク飲みたいの?」
と聞くと頷く娘。
「ごめん、今日はライスミルクないや。ないの、終わっちゃった」
「わっちゃった」
「そうなの、おしまい」
「ぷちぱい」
「何か他に飲む?」
「にゅうにゅう」
「牛乳飲むの?待っててね」
「はい!」

という具合。

ただこれはお互い探り探りなのでから振ることもしょっちゅう。何を聞いてもうなづくばかりで結局何を言っているのかわからないこともあるので、そしたらものを見せて選ばせてみたりとか、一旦他のことで気をそらしてみたりとかもする。

日々この繰り返しで娘の言っていることをなんとか理解しようとしている。まだ半分くらいしかわからないけどね。

自己完結していることは放っておく

一昨日くらいから娘がよく言っているのが
「もーいーかい?」
「まーたーよー」(まーだだよー)

「かーしーて」(貸して)
「どーじょ」(どうぞ)
「あんと!」(ありがとう)

など。
1人でやっていて自己完結してしまっているけど、これは放置している。そうやって言葉を覚えているんだなぁと思って見ているだけ。そのうち人とのやりとりで上手に使えるだろうから。

わっかんないなーと思うくらいで見ていて、必要な時は理解するようにつとめる。それくらいが親としても疲れずに子供と付き合えるんじゃないかなぁと思うのでした。