みずたま色の空

こどもやごはんや日々のこと。

ナポリタンの話2

手足が凍るように冷たくなる季節がやってきた。我が家は最近はやりの高気密高断熱とは無縁の中古住宅なので、早速室内温度が10度以下の日常が始まっている。暖房をたきつづければ20度くらいになるのでご安心を。

今朝は自宅から見える山々のスキー場が真っ白に浮かび上がっていた。山頂も白くなり、冬が来たなとひしひしと感じる。

今季初のモコモココートを着込んで、レッグウォーマーに腹巻にネックウォーマーまでつけて駅に来たら、高校生達の薄着なこと!学生服しか着ていなかったり、パーカー羽織ってるだけとか、中にはシャツに薄手の羽織ものだけなんて若者も。 着込み具合で年齢がわかるというものだ…。

さて、ナポリタンの話。 もう1つのナポリタンの思い出は、勤めていたカフェ&ショップのナポリタンのこと。 そのナポリタンはくどくないトマト味で、ケチャップのコクとトマトの酸味がちょうどよく上品な味だった。具も上品で、素揚げしたナスやカボチャなどの野菜がトッピングされているのだ。素揚げカボチャとケチャップトマトソースの相性の良さといったら! 真っ白なお皿に美しく山高に盛られたナポリタンの姿は街の喫茶店のそれとは違い、洗練された味を映したものだった。

父のナポリタンも、カフェのナポリタンも、他のナポリタンと比較出来ない存在である。殿堂入りしている。 私のナポリタンはおそらく両者の中間を行くもので、まだまだ味は研究中である。