みずたま色の空

こどもやごはんや日々のこと。

子供の写真

保育園に通い出してから子供の写真をほとんど撮らなくなった。これまで毎日撮り続けてきたのに撮ろうという気持ちにもあまりならない。
保育園に慣れ、先生と仲良しになって、彼にばかり抱きつきに行く娘をここ数日見ていたらなんとなく自分の子に思えなくなってきた。もう知らない子みたいだ。

だから先日、私が大切にしている娘の写真に彼女がいたずら書きをしたときすごく怒ってしまった。大切なのは写真よりも生身の娘のはずなのに。本末転倒だ。

保育園に預けたことで娘はのびのびと楽しそうに過ごしているし、家族以外と触れ合うことが大事だと考えている彼も満足そうで、私だけが悶々としている。たまにはとことん落ちて悶々としていたいと思ってしまう。そこから這い上がるのは自分にしか出来ないことだから、今はとにかく落ちてしまおうと思う。日常生活に支障が出ない程度に。
そしたら切り替えることが出来るのではないかと思うのだ。