口の下がこのお堀の水みたいな色
金曜日に口腔外科で「検査用の検体をとる」ことをした。
事前に聞いていたのは「検査用に口の中の組織を少し取ります」だったのだけど、言ってみたら手術同意書にサインすることになり、ほんの15分くらいの簡単な手術だった。え?
口の中の唇の下の方を1.5cmくらい切って、唾液を出す組織を取り出す手術だった。
とった組織を見せてもらったけど、茹でたはと麦みたいな粒だった。そこから唾液を出すらしい。
唇の下辺りに手で触ってゴロゴロしているものが、そのはと麦みたいな唾液を出す組織なんだそうだ。
5針くらい縫ったけど、もう全部糸は抜けてしまった。抜糸って痛いから抜けてくれて嬉しい。傷はふさがった。
口の中が内出血してるのだけど、今朝鏡で顔をみたら口の下が緑色になっていた。
このお堀みたいな色。
珍しく白鷺が来ていた。
私が初めて見ただけで、珍しくないかもしれない。
いいわけ
娘とふたりで過ごすことが多い。
娘は何かに集中していると声をかけても全く聞いていないので、何も言わずにトイレに行ったときのこと。
しばらくして
「おかあさーん!おかーさーん!」
と呼ぶ声がする。
「トイレにいるよ。もう出るよ」
と答えた途端にトイレのドアが開き(娘とふたりの時は鍵をかけない)、ひょっこりと顔を出して恥ずかしそうな笑顔で言った。
「おかあさんの顔、どんなだったかわすれちゃったからさ」
4歳児の、家の中で母を探す言い訳。
母も子も友達
地元の図書館に久しぶりに行ってみたら、友達一家が来ていた。 子供は仲良しの友達(同い年)に会えて大喜び! 私も、仲良しの友達(同い年)に会えて内心大喜び!
ここが出身地じゃないもの同士で、同い年で、同い年の子供がいて、なんだか似ているところもあって、似ていないところもあって、彼女は私の心の拠り所だ。
この街には、私にとって心の拠り所な人が何人かいる。数年しか住んでいないのに幸せなことだ。
今日会った彼女、サラサラの髪と、横顔が、きれいになったなと思った。
平日松本、週末小布施生活をし始めて5ヶ月半が経ったけれど、なんだかんだで毎月のように会えているので嬉しい。
会いたい人がいるって幸せ。